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2008.02.26

NEWS

シンポジウム開催のお知らせ
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シンポジウム
「映像製作が地域に与えるインパクト~産業、観光、文化~」

主 催:大阪ロケーション・サービス協議会
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 映像コンテンツは、地域の観光、産業、文化など、多岐にわたる分野において、様々な波及効果をもたらすことができるツールである。海外では、60年以上も前にその役割と可能性が評価され、フィルムコミッション(FC)を中心に官と民が手を取り合いながら、様々な取り組みが行われ、その結果映像コンテンツ振興を通じて、地域に多大な有形、無形のメリットをもたらしてきた。日本では、ようやく8年前に、大阪で日本初のFCが設立され、現在では100を超えるFCが各地域で活動を行っているところである。それぞれ徐々に成果を上げてきているが、海外と比較すると映像産業業界との連携がまだまだ不十分であり、今後克服すべき課題が残っている。
 関西地域には、歴史のある映画撮影所や多くの映像関連企業・大学・専門学校が集積しているものの、映像産業全体の厚みは、東京・関東圏と比較すると乏しいのが現状である。映画やTVドラマのほとんどが関東地域で撮影され、タレントや有能なスタッフが関西から関東へ流出する状況が続いている。この現状を打開し、関西圏により大きな映像産業基盤を生み出すためには、FCや行政だけではなく、関西圏すべての映像関係者を巻き込んだ大きな枠組みや体制を構築すべきだと議論されている。
 そこで、大阪ロケーション・サービス協議会では、映像関係者や学生のみならず、広く自治体関係者・一般市民に、関西の映像産業の未来について考える機会を提供し、関西一丸となった体制作りに向け、第一歩を踏み出すため、以下の要領でシンポジウムを開催する。今回は、成果を上げてきた海外の活動と日本国内の現状を紹介しながら、今後、関西の映像産業にどのような可能性があるかを探るとともに、近い将来ハリウッド映画などの受け入れや関西の映像産業・文化の飛躍的な発展につなげることとする。


 日 時:2008年3月14日(金)16:00~18:30
 会 場:デジタルハリウッド大阪校(大阪市北区西天満6-5-17 デジタルエイトビル) 
 定 員:300名(入場無料、定員になり次第締め切り)


 主 催:大阪ロケーション・サービス協議会
 共 催:デジタルハリウッド大学 大学院 大阪サテライトキャンパス
 協 力:経済産業省近畿経済産業局、特定非営利活動法人映像産業振興機構
      (VIPO)大阪事務所




★☆★☆★☆★☆★☆★プログラム★☆★☆★☆★☆★☆★

16:00 開会挨拶
 大阪ロケーション・サービス協議会 会長:灘本 正博

16:05 基調講演「地域コンテンツの発信についての基礎」
 講師:橋爪 紳也氏(都市計画家・建築史家)

16:20 基調講演「海外事例の報告」
 講師:田中 まこ氏(全国FC連絡協議会副会長)

16:35 基調講演「日本の具体事例~HFA(北海道映像産業振興連盟)の紹介~」
 講師:加藤 剛氏(NPO法人 北海道映像産業振興連盟)

17:00 パネルディスカッション「関西映像産業の可能性~産業、観光、文化」
 モデレーター:杉浦 幹男氏 (VIPO大阪事務所 所長)
   パネリスト:阪本 順治氏 (映画監督、日本映画監督協会理事)
          吉村  誠氏 (朝日放送事業メディア局事業部
                   兼・社長室局次長プロデューサー)
          田中 まこ氏 (全国FC連絡協議会副会長、神戸フィルムオフィス代表)
          掛尾 良夫氏 (キネマ旬報映画総合研究所 所長)
          キム・スンス氏 (韓国ドラマ制作社協会事務総長)
          橋爪 紳也氏 (都市計画家・建築史家)
          松岡 利光氏 (インナップ)



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